こんにちは、エンジニアのオオバです。
今までGeth(Goで実装されたEthereumクライアント)、
Solidity(JavaScriptのようなスマートコントラクトを記述する言語)
を使って送金・採掘を実装しました。
そろそろIDEで開発したくなったため、
Remix IDEをローカルに構築しました。
今回は簡単なSolidityをRemix IDE上で実行させてみたいと思います。
本記事はRemix IDEを起動できていることを前提に説明していきます。
もしまだRemix IDE環境が構築できていない方は👇の記事を参考にしてみてください。
→11万文字で徹底解説した「DOTweenの教科書」Unityアニメーションの超効率化ツールはこちら
Remix IDEの起動
$ cd remix-project
$ nx serve
同梱のサンプルを開く
👆の通り①FILE EXPLORES
からデフォルトで同梱されている、②1_Storage.sol
をクリックします。
ソースコード自体はとても簡単で、
以下のような処理です。
- 数字を入力
- 入力された数字を確認する
コンパイル
さきほど選択したSolidityファイル1_Storage.sol
をコンパイルします。
①
SOLIDITY COMPILER
をクリックして、②Compile 1_Storage.sol
をクリックします。 もしコンパイルに失敗する場合は、COMPILERのバージョンとソースコードのバージョンが対応しているか確認してみてください。
デプロイ
コンパイルが成功したデプロイです。
①DEPLOY & RUN TRANSACIONS
をクリック。
今回はJavaScript VM
を使います。
JavaScript VM
とはブラウザのJavaScript VM上で擬似的にスマートコントラクトを動作させます。
実際のEthereumネットワークに接続するわけではないため、手数料を取られたりしません。
「なにか挙動がおかしいな?」そういう時はChromeを使いましょう。
②Deproy
ボタンをクリック。
これでDeployは完了。
スマートコントラクトが実行できる状態が整いました。
デプロイされたスマートコントラクトの実行
Deployed Contractsにデプロイされたスマートコントラクトが表示されます。
- ①数字を入力
- ②storeクリック(代入)
- ③retrieveクリック
- ④数字が出力される
このようにSolidityに記述された処理が実行できました。
まとめ
とても簡単なSolidityの処理をRemix IDEで実行させてみました。
やっぱりIDEで開発できると効率が上がりそうです。
ここからはしばらくRemixIDEを使った学習を進めてみたいと思います。
今回はここまで。
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