CEDEC2019が9/4~6の3日間開催されます。
ぼくは聞き手として参加させてもらいます。
毎度参加する上で、聞きたいセッションは事前に調べておかないと現地の雰囲気に流される、思ったんと違うってことになるので、今回は下記のスプレッドシートに列挙し、カテゴリと興味レベルを書いておき、そこから見たいセッションの目星をつけました。
→11万文字で徹底解説した「DOTweenの教科書」Unityアニメーションの超効率化ツールはこちら
ぼくが興味あるもの
ぼくぼくが特に興味があるものは以下です。
- Unity関連
- 開発手法
- 運用
- パフォーマンスチューニング
- 基礎的な技術と理論
以上の興味キーワードから業務に生かせそうな点も考慮に入れつつ、参加セッションを決めました。
AI、XR、ポストモーテムベースの開発手法が多い印象
現時点で話題性のあるものが、こういったイベントで取り上げられるのは必然で、AI、XRは多いなという印象です。またポストモーテムと一緒に紹介される開発手法も王道ですが、セッションとしては多く占めています。
去年と比べるとブロックチェーン、DXR、エッジコンピューティングが増える、または新規登場しています。
できればUI、TA関連のセッションが増えて欲しいという願いが個人的にはあります。
Unity関連のセッションは?
Unity関連でいえば、DOTS、ECS、おそらくC#ジョブシステムについては、CEDEC2019: Unityではじめるオープンワールド入門 エンジニア編 でUnityの中の人が話されますが、逆に言うとこの一枠しかなさそうです(※既存システムにおけるポストモーテムセッションはあります)。
実例ベースでAddressable AssetSystemの話を聞いてみたいですが、まだそのような猛者はいないのかもしれません。
ぼくが見るセッションはこれ
9/4(水)
- ゲームの、そのさらに先へ - 新たな体験の創造に向かって
- どんな物語にしたいか共有する〜『エースコンバット7』のナラティブ制作手法〜
- Bursting at the Seams - Animating Characters in Blizzard Entertainment’s Heroes of the Storm/Blizzard Entertainmentの 「Heroes of the Storm」で、「盛りだくさんの」キャラクターたちをアニメイトする
- ゲームを面白くするためのプロセス改善と組織デザイン ~最高のコンテンツを実現するためのカイゼンとは~
- 玄人向けAndroid/iOS対応エンジン 開発レポート
- あなたのモバイルゲーム開発の最適化時間を数ヶ月節約する方法
9/5(木)
- 芯(シン)・遅延対策2020 ~ヒトのスペックから紐解かれる、安定性重視とフレームレートのベストプラクティス~
- Unityではじめるオープンワールド入門 エンジニア編
- Unity2018/2019における最適化事情
- コロプラの開発中タイトル事例 〜Unity最新技術でコンソール級のモバイルゲームを実現〜
- GPU最適化:シェーダー実行の高速化手法
9/6(金)
- AIの諸問題に対する日本語的アプローチ
- プリンセスコネクト!Re:Dive運用事例 ~リリースの高頻度化と安定化を両立させるプリコネRの運用体制~
- BLUE PROTOCOLの個性豊かなキャラクターを動かす意思決定システム
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』~大規模開発を支えた 開発環境の整備と運用
- 大規模モバイルゲーム運用におけるマスタデータ管理事例
- 機械学習ベースの自動プレイエージェントを用いたバランス設計効率化の追求
その他
最後に
CEDECの参加料は、そこそこ高額なのでしっかり準備して、しっかり吸収できる環境を整えておきたいです。
CEDECのYoutubeチャンネルで、過去のいくつかのセッションが公開されていますので、参考にどうぞ。
CEDECチャンネルYouTube版 - YouTube
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